2019年7月21日-まいとの対談(第三回)-

この記事は2019年7月21日にツイキャスで配信されたまいさんによる、第三回「まいとの対談」の対談インタビュー記事です。対談者にarikoさんを迎え、Bipolar Diaryボランティアスタッフのmeriが文字起こしを担当しました。

対談本編

まい :よろしくお願いします。
ariko:よろしくお願いします。

まい :よろしくお願いします。
ariko:よろしくお願いします。

ariko:緊張でおなかが、ちょっとぐるぐるしてます。
まい :私もさっきまでトイレに籠ってました。
ariko:同じです(笑)

まい :まずarikoさんに簡単な自己紹介をしてもらおうと思います。
ariko:arikoといいます。岩手県出身、関東在住一人暮らしの33歳です。今は正社員で8時間フルタイム、週5日で働くのを目標にリハビリ中です。歌を歌うのが大好きな人です。あとジョジョが好きな人です。
  
まい :ありがとうございます。arikoさんは歌を歌うのが、得意なんですね。

ariko:得意というか大好きです(笑)
まい :ほぼプロじゃないですか(笑)
ariko:プロではないです!アマチュアで頑張ってます。

まい :arikoさんが現在患っている病名を教えていただいても宜しいですか?
ariko:私は双極性障害Ⅱ型で、通院しております。

「クリニックへ行ってみたら?」と勧められたのが通院のきっかけ

まい :病歴って聞いてもいいですか?何年くらい通っていますか?
ariko:さかのぼるとすごく前になってしまうのですが、通院を始めたのが2012年と書いてあるので、7年前になります。それまでは、社会人になってすぐに、誘ってもらったバンドのボーカルをしていたのですけど、そこで自分に自信が無くなってきました。周囲からの期待に答えたいっていう気持ちがどんどん強くなってきまして、でも私、ステージで歌うのとは別で私を見てっていう自己アピールがすごく苦手で、お客さんがなかなか呼べないとか、自分に自信が持てないとか、そういう悪循環の中、「答えたい。でもできない」を繰り返し、できることは自分で一人で歌を上手く歌えるように練習することだけ。練習をどんどん続けていった結果、頑張って歌うことすらもだんだん辛くなってきてしまって、追い詰められていって、そこで初めて友達に、「今こういうことがあって辛いんだ。バンドの人からの電話も出ることができないし、リハーサルに行くのも無理やり重い体を引きずっていく感じになっちゃうし」ていうかんじで話をしたら、「クリニックへ行ってみたら?」と勧められたのが通院のきっかけですね。

まい :友達が「行ってみたら?」と言ってくれたんですね。
ariko:そうですね。友達から指摘してもらって、それがきっかけです。

まい :クリニックへ行くのに抵抗は感じましたか?
ariko:抵抗は全然ないです。辛かったので「救ってくれるなら」にもすがる気持ちでした。
まい :そうですよね。私も藁にもすがる気持ちは凄い分かります。

「はぁ、、好き。。」

まい :差し支えなければ、arikoさんの家族構成を教えてください。
ariko:実家に居るのは祖母と、両親(父、母)、姉一人、甥っ子、姪っ子ですかね。姉妹全部入れると、私の上に姉が二人いて、私自身は双子の妹がいます。なので四人姉妹です。
まい :みんな女の子!?
ariko:みんな女の子です。私が一番うるさかったと思います(笑)私ばっかり外に出ていて、演劇やってたり、外に出て、ワーワーやってる子でした。家は、保守的感が強いといいますか、私がちょっと特殊だったと思います。

まい :私も双子なので凄い親近感がわきます。双子の妹さんは病気はされていないですか?
ariko:そうですね。病気はしていないです。

まい :ご家族は双極性障害のことは知ってるんですか?
ariko:一番最初の理解者が友人で、それから年の近い妹からしゃべって、ちょっと助けてもらいながら生活をしていました。そのあと、会社の上司に話して、今年の1月にやっと両親に話しました。

まい :反応はどうでしたか?
ariko:「私はこういう病気なんだよ。私はこういう風に生きていきたいと思っているから見守っていてほしい」って、私から提案する形で最初になげちゃったんですよ。それに対して両親が、「まずその方向性でお盆まで生活してみるか」って感じで、丸め込みました。病気と一緒に私の生き方を認めてほしいって感じで話しましたが、病気をカミングアウトというよりは、もう少し広い範囲のことを言ったと思います。

まい :とりあえずお盆まで?
ariko:お盆まで。私は一人暮らしで両親は心配するので、条件を一つ付けて、必ず週に1回連絡すると決めたんですね。メールでも電話でもいいので、必ず「今週はどうだった」「こうだった」とか、「自分が1週間どうだったかな?」というのを振り返る、と共に私は「大丈夫だよー」とか、「ちょっと今週は大変だった」とかっていうのを生存確認みたいに伝えれば、少しは親の不安を取り除いていけるかなっていう感じでお盆まで過ごす提案をして、今に至ります。

まい :先に先手を打ってたんですね!
ariko:そうです!先手ですね全部。

まい :すごいですね!いい感じで理解者が増えていってるというか。
ariko:最初にきっかけをくれた友人も鬱の経験者で、ノウハウがわかっていたり、周りの友達なんかも、私の性格を分かってくれていました。私はエンジンが凄いんですよ、一つのものに集中すると「ブーン、ドーン!」みたいな感じで行っちゃって、それで疲れて休みの日「バーン」ていって、月曜日疲れて休んじゃうみたいな。そういう性格を分かっていたのもあるのかな。「たまには休みなよ」みたいな事を言ってくれたり、双極性障害を何も抵抗なく「そっかぁ」ってすんなり受け入れてもらっていました。上司に言うのは緊張しましたけど(笑)

まい :上司は緊張しますよね。
ariko:はい。最初は音楽活動のストレスで1回休んで、クリニックへ行って回復してきて、「よくなってきたなぁ」と思ったら、今度は職場で鬱になるきっかけができました。双極性障害の相談をした上司が昇進で異動してしまって、周りに助けてくれる人がいない孤独感が出てきてて、自分に価値がないと思い始めて泥沼状態でした。1回マイナス思考に入ると寂しくなってほんとに理解してくれる人がいないと思うとそれで寂しくなってだんだん通うのが辛くなってまた鬱の状態になり、そこで初めて休職というものをしました。
  
まい :ここで初めて休職。
ariko:そうですね。それまでは普通に通えていたので、職場でも分かってくれてる人がいてくれて大丈夫だったんですけど、二ヶ月だけ休職しました。妹には「短くない?」と言われました。

まい :そうですよね。私も短いなと思いました。
ariko:私も後々思うと、相当焦っていたと思います。早く戻らなくちゃって思っていたので。そのあと、休みがちになってしまいますが。

まい :二ヶ月の休職中は何をしていましたか?たとえばずっと寝てるとか、ずっと食べているとか。
ariko:あんまり思い出せない。やっぱりうちにいたかなぁ、引きこもっていました。でも、出かけられる限りは、頑張って外に出ようとしていました。平日だからなかなかいけないところに行ったりとか、小説を持って喫茶店でずっと読んだりとか、できることはやっていた気がします。

まい :鬱の時に休む二ヶ月って結構あっというまに過ぎていきません?
ariko:本当にあっというまでした。その二ヶ月すら、早く復活しなきゃ、と焦りが凄くて、今となっては短く感じますけど、「早く戻らないと」という気持ちだったので長く感じてました。体感的には二ヶ月で戻れると思うくらいでした。このまま休んでたら私はだめになるんじゃないかと、変なことを考えていました。

まい :焦っちゃいますよね。
ariko:焦っちゃいました(笑)

まい :その時は特に誰かの力を借りることなく、一人で暮らしていたんですよね?
ariko:はい、ずっと一人暮らしでした、これは休職明けからですが、双子の妹が実家からこっちへ引っ越してきました。理解者が近くに来てくれたので、「一人だと時間通りに起きられないから泊まらせて」って頼み、泊まらせてもらって朝一緒に会社へ行くみたいな一人ではできないことを助けてもらったり、一人で辛い時に頼っちゃいました。今はもう大丈夫になりましたけど、あの頃は本当に頼りになりました。
  
まい :いい妹さんですね。
ariko:今ここにいないから言いますけど、「はぁ、、好き。。」好きとか言わないけど(笑)
まい :今妹さんが聞いていたら「はぁ、、私も好き。。」って言ってると思う!
ariko:絶対言わないですよ(笑)

まい :理解者がいるのは大きいですよね。
ariko:ほんと!休職した時の理解者がいなくなった話ですけど、休職が明けてから部署を変えてもらいまして、そこでまた別の上司の話をしていたら、その人も分かってくれたので、その人が私にあった仕事の割り振りとか時差出勤とかを理解してくれて、睡眠リズムが不安定になった時に、どうしても「何時に出勤します」というのを「了解、気を付けてきてね」と言ってくれて、病気のつらいところを分かってくれる理解があるのはでかいですね。

まい :サポートしてくれていたんですね。
ariko:そうですね!ほんとにありがたい。上司と職場の面々とはしゃべっていないですけど、体調がアレな人なんだなという雰囲気があり、普通に仕事をさせてくれているので、回復させてもらうにはいい環境が整っているので感謝ですね!
まい :そうですよね!

コメント「その上司下さい。」
ariko:いい人ですよ。月に1回面談があったり、「最近は調子どう?」とか出勤率や遅刻率をExcelでまとめて、遅刻がひと月でこのくらいで欠勤が何日でとか話し合いをやってますね。

まい :その面談は月1ですか?
ariko:会社でそもそも決められているんですけど、月1で会っています。上司も一緒に目標として組み込んでくれています。どうしても私、月に3〜4日欠勤をしてしまって、他の日にもフルタイムで完全に出れるわけではないので、なんとかして、普通に一ヶ月無欠勤で出るのを目標に頑張ってる感じ。そうしないと生活ができない(笑)生活を安定させるための一人暮らしなので、やっぱり安定させないとやりたいことを満足にできないので。

復職をする時に、リワークプログラムとかはありましたか?

まい :話がちょっとだけ戻ってしまうのですが、復職をする時にリワークプログラムとかはありましたか?
ariko:「何日に戻ります」と言って私は直で会社に戻っちゃいました。
まい :その次の日から休職明けで、いきなり8時間労働?
ariko:そうです。行きました。
まい :よく戻れましたね!?
ariko:ほんとですよ、なんなんですかね(笑) その後ずっとフルで出れたわけじゃないんですけどね。午後しか出れないとか休んじゃう、という感じでしたけど、ほんとに少しずつ欠勤が減って遅刻時間が減って来ています。

まい :arikoさんは今も通院はされているんですよね?
ariko:はい、ずっと同じところで、同じ先生に診てもらってます。

まい :服薬もされていますよね?
ariko:ずっとお世話になっております。
まい :量が減ってるとかは特になくて?
ariko:減らそうとした時もあったけど、今はもう6種類あってそれで安定してるので、まだ減らす段階には至っていないですね。
まい :安定しているなら、それが一番だと思います。お薬は自分に合うものを探すまで時間がかかるじゃないですか。結構早めにこれだ!っていうのが見つかったタイプですか?
ariko:そうでもなかったですね。それが、双極性に気づいたきっかけでもあったんですけど、最初はやっぱり鬱に対する効果のあるやつを2、3種類、飲んでいたんですけど、自分でも分かるくらい、気分の高揚が凄く、「テンション高いぞ!」って時がありました。私は、もともとそういう性質、性格なんだろうと思っていたんですけど、いくら何でもこれはストッパーが外れた感じでおかしいな、と思い始めたのを先生に伝えて、「こういうお薬を出してみましょうか?」見たいな感じで、だんだんお薬が変わり、増えて、やっと安定してきました。その後に。何が原因かまとめた年表を作ったら、「これはもしかして双極性か」ってことになり、やっと双極性Ⅱ型に行きつきました。七年かけて通って、双極性Ⅱ型になって分かったのが去年の12月っていう、結構長い間かかっていた感じですね。  
まい :双極性って分かったのは、2018年の12月ですね。

ariko:そうです、そうです。
まい :ほんとにすごい最近なんですね。
ariko:そうなんです。何か分かんなかったんですね。私がこうなっているのが一体何のせいか、もしかしたら自分の思い込みなんじゃないかとか、ずっと不安でわからなくなっていました。でも、体調がそんなこと考えてる余裕がないというか、今取りあえずどうにかしないと、という感じだったので、「鬱の後調子よくなって、それが鬱となって」を3回くらい繰り返して波がやっと落ち着いて、だいぶフラットに近い状態に近くなりました。

まい :そうなんですね。
ariko:そうなんです。
まい :「波」というの単語を使っていましたが、「波があったな」って気づくのって後ですよね?波が去った後に「そういえばあの時」みたいな。
ariko:そうなんですよ!ほんとそう!!
まい :それが、短期スパンで来てくれればいいけど、例えば一ヶ月スパンで1月は元気、2月は下がって、3月は上がってとかならわかるけど、そのスパンが来るのが、1年スパンできちゃうと、3年とか4年経たないと分かんないんですよね。
ariko:わかんないですね。ほんとに、年表作るのに何年かかったことか。

コメント「仕事に通いながら通院ってどうやってますか?半休とか遅刻とか?」
ariko:私、通院は土曜日に行っています。土日もやってるクリニックなので。 

まい :平日は行かなくて大丈夫なんですか?
ariko:はい、大丈夫です。
まい :そうなんですね。土曜日やってるところいいですね。私もクリニックに通ってますけど、土曜日は人が混みすぎちゃって。うち予約制じゃないんですよ。
  
ariko:予約がないのですね。それは辛い…
まい :そうなんです。それが辛くて、少しでも空いてる平日の夜とかに行こうと思いまして。
ariko:昔は辛かったですけど、今は大丈夫かな。混むけどなんとか。人込みはしんどい時や、心がささくれ立ってる時は辛いけど。
まい :確かにささくれ立ってる時は辛いですね。

もっと自分が丈夫だったら……

コメント「手帳は持っていますか?」
ariko:手帳は障害者手帳ですか?
まい :そうだと思います。
ariko:障害者手帳は持ってないです。お薬手帳ならあるよ(笑)

まい :自立支援医療は持ってますか?
ariko:この間やっと手に入れました!最高です。フルパワーで使ってます。あれは使わない手はないですね。初めて使った時は、ウッハウハでしたね!
まい :あれは効果が大きいですよね!三割負担でもあれだったけど、一割になると本当にお金って返ってくるんだってびっくりしました。
ariko:私感動しました。

コメント「都内なら手帳持つといいかも。」
ariko:そうなんですか?
まい :都内の方が手帳の恩恵はいっぱいあると思うんですよ

コメント「自立支援医療のパワーはすごい。」
まい :そうですね。
ariko:手帳かぁ、ちょっと、調べてみようかな。

コメント「都営線と都営バスは無料。」
ariko:え!?なにー!?それは凄い!
まい :そうなんですよね。

まい :私も実は手帳を持ちたくて、やっと申請をし始めたところなんですよ。
コメントに「診断書も、自立支援医療と合わせられるから本当なら同時申請がいいけど後からも合わせられます」と書いてありますが、更新する月を同じにできるんですよ。だから、結構みんなやってて、合わせて申請してる人が多いです。

コメント「美術館とかも無料で入れるのは嬉しい。」
ariko:いいですね、美術館。
まい :ですので手帳は良いかもしれないですね。

コメント「あと、税の控除も受けられます。」
ariko:あら、役所に問い合わせをせねば。
まい :こういうのは、誰も教えてくれないから、自分でひたすら調べるしかないんですよね。

コメント「携帯代もやすくなります。」
ariko:携帯代もやすくなる!そうなんですか?知らなかったです!

コメント「あと、自治体によっては2級で医療費が無料になる所もあるみたいです。」
コメント「ソフトバンクはたしかハート割引?」
ariko:そういうサービスもあるのですね。

コメント「タクシー割引の県もあります。」
まい :タクシー割引ありますよね。

コメント「2級と3級の壁がでかいです。医療費タダではないので辛いです。」
まい :確かに、手帳の申請する時って医師のさじ加減で決まっちゃうんですよね。
ariko:そうなんですか!?
まい :医師が重ために書いてくれると、2級になったり、そうじゃないと3級になったり、明確なここからみたいなラインが正直なくて、私もどっちになるのかわからない状態なので、ちょっとドキドキしながら、結果を待っている状態です。

コメント「カラオケ広場(ジャンカラ)も障害者割でシルバー料金でカラオケいけます。めっちゃ安い。」
ariko:ちょっと待ってください!これは、私のためにあります!!
まい :俄然声がでかくなってますけど(笑)
ariko:すみません、取り乱しました…

コメント「双極性障害でお仕事以外に困ってることはありますか?」
Ariko:やっぱり、楽しみたいことを全開で楽しめないのが辛いです。みんなそうかもしれないけど、無理しすぎたりエネルギーを出しすぎると、次の日にドーンと落ち込みが来る感じだと思います。それがわかってるから、セーブしないといけない。私は音楽が好きだからライブとかにも凄い行くんですけど、本当は心からハイテンションで楽しみたいけど、そうはいかないのがもどかしくて辛いです。心の自由が欲しいけど、体調をちゃんとするためにセーブしないといけないのが辛いなと思います。「もっと丈夫だったらいいのになぁって」、歌をやってた時もそうなんですけど、もっと自分が丈夫だったら歌を頑張って、プロじゃないけど高いところの景色が見えたのかなって思うとそこだけが辛いな、みたいな感じですね。

まい :コントロールは難しいですよね。
コメント「でも、躁の状態の時って、止めづらいですよね。自分を。後で鬱が来るのわかっていても。」
ariko:分かります。

コメント「自分を自分で責めちゃいますよね。」
ariko:はい、そうなんですよ。

コメント「分かる。もっと丈夫なら今頃富士山登れてた。」
ariko:そう、そんな感じです。自分にも出来る範囲がこの病気を通じて分かったというか、できる限りのところで、頑張って楽しむことを大事にしようと思って生きている感じというか、今のことを大事にしようって思ってます。

コメント「鬱の時は休んでねって言えるけど、躁の時って周りはどんな対応があったら嬉しいものですか?」
ariko:友達に言ってますね。「テンション高かったら言ってね」って前置きしてますね。妹はそれを自然にやってたんですけど、テンション高いよって言ってもらえるとうれしいです。
まい :「テンション高いぞ」って人に言ってもらわなくちゃ分からないですよね。
ariko:自分だと普通に反応してるつもりが、実は周りの人より声が大きかったり体が動いてたりしたみたいで、よく落ち着けっていわれてましたね。「テンション高いよ落ち着いて」で私は戻ります。
まい :鬱もつらいけど躁もつらいんですよね。
ariko:辛いです。本当に。

コメント「体と心が一致して動けたらいいのになぁ。やりたいことが沢山あるのに、体が追いつかない。」
ariko:わかります!!

コメント「治療してない時はキレキャラで有名でした」
まい :分かります。私も躁になるとキレるタイプなんですけど、arikoさんは躁になるとどなりますか? 例えばお喋りになるとか。

ariko:あー、お喋りになるし、声は大きくなるし、体は動くし、全部が騒々しくなります。怒るとかはないかなぁ、とにかく多弁っていうんですか?喋るのがとまらないとか。後やっぱりお金使っちゃいましたね。それで両親に迷惑をかけてしまいました。
  
まい :Ⅰ型の友達もいるんですけど、お金を凄い金額動かしてしまったって子がいて、迷惑かけちゃうから、自分がそうだなって思った時に、両親にお財布を預けちゃうって子がいましたね。
ariko:なるほど。

安定してきましたらお歌の活動をしようと思ってます

まい :そろそろまとめに入りましょうか。今日は本当にありがとうございました。
ariko:こちらこそありがとうございました。
まい :やっぱり理解者がいるって大事なんだなって改めて思いました。
ariko:私も今回インタビューを受けるにあたりいろいろ見直してみてほんとに理解者が多いなと気が付いて実感しました。
まい :やっぱり、理解者を得るためにarikoさんが自分から発信をして先手先手を打つことは凄い大事なことなんだなってことがわかりました。
ariko:そうかぁ、先手打ってたかぁ…
まい :だいぶ先手打ってるなって思いました。友達に対しても「落ち着きがなかったら言ってね」って言ってますし。両親に対しても具体的に自分はどうしたいのか言ってるし、ヘルプを出すのが上手いと思います。
ariko:(恥ずかしいです…)助けてぇぇ(笑)
まい :そんなarikoさんがいいなと思いました。

まい :最後に好きに宣伝してください。
ariko:私はですね。今リハビリ中なんですけど、それが安定してきましたらお歌の活動をしようと思ってます。自分で歌詞を書いて、曲を付けて、双極性障害である私の歌とか作って歌っていこうと思っています。いまお届けできる音源はないんですけれども、私がボーカルをやっていた時代にニコニコ動画に歌ってみたをアップしていたので、そちらが聞けるリンクをツイッターのプロフィールに張っております。もしニコニコ動画が見れる環境の方は昔の私の声ですがちらっとニコニコ動画で聞いてみてくれるとうれしいです。私の声はこんなんですっていうことと、ツイッターでフォローしていただければ、私がもしライブでますよってことがあれば告知させていただきますので、よかったらフォローしてください。

まい :ぜひライブに行きたいと思います。
ariko:はーい、頑張ります。
まい :arikoさん今日はありがとうございました。
ariko:皆さんありがとうございました。失礼します。

ツイキャス本編配信動画


記事:meri
Bipolar Diaryのボランティアスタッフ。2018年5月に正社員として、IT会社に入社。ヘルプデスクの仕事を始める。2019年4月に適応障害のため退社。現在、就職活動をしながら、ボランティア活動を行っている。やってみたい事は、沢山の人が、使って良かったと思えるような物を作ること。精神疾患患者の一人として、双極性障害患者やその家族を助けるために日々奮闘中。

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