Bipolar Diary活用術その①:「気分」データを記録してみよう

こんにちは。Bipolar Diaryチームの児玉です。

今回から連載形式でBipolar Diaryアプリの活用術をご紹介したいと思います。皆様の日々のアプリご利用の参考になりましたら幸いです。

さて、第一回はBipolar Diaryアプリの各機能の中で、最も皆様にご利用いただいている「気分」データの記録方法についてご紹介したいと思います。

「気分」データの記録が必要な理由

アプリトップ

「気分」データは、双極性障害患者の方々の日々の気分の変化を記録し、今の症状をより深く理解するための機能です。上図のアプリトップにあるオレンジ色のボタンがそれですね。

「気分」を継続的に記録していただくと、上図の「グラフ」という緑色のボタン、もしくは上図右上のグラフアイコンを押すと、下図のような一週間毎のグラフデータとして表示することが出来ます。

グラフ画面

このグラフは毎日記録していただかなくても、線として繋がって表示されるように設計しているのが特徴です。

このグラフデータをかかりつけ医の方にお見せいただくことで、ご自身の今の容態の説明を補助し、適切な処方をしていただくためにご利用していただくことが出来ます。

こちらの気分データの記録方法はM.R.バスコ著 のバイポーラー(双極性障害)ワークブック(2007)という本の「気持ちの揺らぎ」を抑制するための認知療法的な手法を参考にして作りました。現在は第二版も発売されておりますので、もしご興味がある方は治療読本として手にとって見てください。

「気分」データの入力の仕方

「気分」データの入力はとても簡単です。

アプリトップから「気分」を選択していただくと、左図のページに遷移し、「気分」データと「日記」データを記録出来ます。どちらも1日に1回記録することが出来るので、1日の振り返りと一緒に記録いただくことが出来ます。

左図で「気分」を選択すると、真ん中図と右図のように、今日の気分を±5段階で記録することが出来ます。

直感的に操作するために、入力項目は顔文字アイコンのみで表現しておりますが、それぞれの意味を下表にてご説明いたします。

気分スコア比較表

こちらの表を参考にしながら、自分の今の症状はどういう状態なのか、その症状が出たときにはどのような対処をするべきかを、ご本人だけでなく、周りの家族やパートナーの方々にも相談してみてください。

こちらの機能に関するご意見やご質問などありましたら、ご意見・ご要望ページまでお問い合わせくださいませ。

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